炎天下に華麗な絵巻
2009年06月16日
むか-しの資料をみつけたので、抜粋します。
おぎおんさあ 「祇園祭り」

炎天下に勇壮な傘鉾たて、祇園ばやしにはやし立てられて山車、みこしが続く。鹿児島の祭りの
夏は六月灯にはじまり、おぎおんさあで最高潮に達する。
祇園祭の起こったのは京都。平安時代の初期、全国に悪疫が流行したとき、京都の祇園舎で鉾
を立て悪疫退散を願ったのが始まりといわれる。その後、江戸時代の庶民文化の発達とともに盛
大になり、商売繁盛をも願う祭事になった。
鹿児島に伝わったのは、江戸時代の中ごろであるらしい。時代とともに、この都の祭りも変わり、
鹿児島市でも独自の形を作り上げた。そのひとつが、神幸行列の呼び物である傘鉾たての演技。
京都の祇園祭の鉾は山車に立てて進むだけだが、鹿児島市の傘鉾は人の手で運ばれながら、
さまざまな演技を繰り広げる。肩や手、額などで支えて掲げ持つ技も大変なのに、腰を下げた姿
勢のままで、鉾を60度角で持ちこたえる通称「練り」というのまで披露する。
傘鉾とともに、この祭りの呼び物は山車である。
昔はかんこうやまなど7.8種類山車がにぎやかに繰り出したというが、このところ少ない。
代わって子供みこしがにぎやかに繰り出すようになり、企業みこしや音楽隊のパレ-ド
仮設舞台でのエアロビクスやジャズも新しく登場している。
今の傘鉾は鹿児島で独自の形となったんですね。
鹿児島しかできない傘鉾。
今年は練りを練習します。
おぎおんさあ 「祇園祭り」
炎天下に勇壮な傘鉾たて、祇園ばやしにはやし立てられて山車、みこしが続く。鹿児島の祭りの
夏は六月灯にはじまり、おぎおんさあで最高潮に達する。
祇園祭の起こったのは京都。平安時代の初期、全国に悪疫が流行したとき、京都の祇園舎で鉾
を立て悪疫退散を願ったのが始まりといわれる。その後、江戸時代の庶民文化の発達とともに盛
大になり、商売繁盛をも願う祭事になった。
鹿児島に伝わったのは、江戸時代の中ごろであるらしい。時代とともに、この都の祭りも変わり、
鹿児島市でも独自の形を作り上げた。そのひとつが、神幸行列の呼び物である傘鉾たての演技。
京都の祇園祭の鉾は山車に立てて進むだけだが、鹿児島市の傘鉾は人の手で運ばれながら、
さまざまな演技を繰り広げる。肩や手、額などで支えて掲げ持つ技も大変なのに、腰を下げた姿
勢のままで、鉾を60度角で持ちこたえる通称「練り」というのまで披露する。
傘鉾とともに、この祭りの呼び物は山車である。
昔はかんこうやまなど7.8種類山車がにぎやかに繰り出したというが、このところ少ない。
代わって子供みこしがにぎやかに繰り出すようになり、企業みこしや音楽隊のパレ-ド
仮設舞台でのエアロビクスやジャズも新しく登場している。
今の傘鉾は鹿児島で独自の形となったんですね。
鹿児島しかできない傘鉾。
今年は練りを練習します。
理事会?
2009年02月23日
昨日は、近所の居酒屋ロッキーで上町傘鉾理事会を開きました。
おぎおんさあだけに、熱い意見交換になりましたが、例年のテーマ
である若手、挙げ手の育成、これどうすればいいのか?
昨年はいろいろイベントに参加させていただきましたが、
参加者を募るまではいきませんでした。
一人でも多くの人に触れていただきたい。
傘鉾は当日参加だけではできません。
やはり練習です。
歴史伝承者になりませんか?

しし鍋です。非常においしかったですよ。
お勧めです。いつもマスターありがとうございます。
おぎおんさあだけに、熱い意見交換になりましたが、例年のテーマ
である若手、挙げ手の育成、これどうすればいいのか?
昨年はいろいろイベントに参加させていただきましたが、
参加者を募るまではいきませんでした。
一人でも多くの人に触れていただきたい。
傘鉾は当日参加だけではできません。
やはり練習です。
歴史伝承者になりませんか?
しし鍋です。非常においしかったですよ。
お勧めです。いつもマスターありがとうございます。
おぎおんさあ豆知識
2008年03月05日
祇園祭は、今からおよそ千百余年前の平安京の時代、毎年のように夏に全国で大流行する疫病の惨害を免れようとして、当時の全国の国数に応じた六十六本の鉾を建て御霊を祓う神事を行ったことに由来しています。
鹿児島の祇園祭は、江戸元禄時代ごろから行われ、庶民文化の興隆に伴ってますます豪華絢爛、盛大な祭になったと言い伝えられています。

八坂神社は古くから祇園社と呼ばれ、御祭神は素蓋鳴命、御妃奇稲田比売命のほか五男三女合わせて十柱の神を祀ってあります。鹿児島五社の一つで、古来より幸福の神として根強く大衆の間に崇敬・信仰されており、それが現在も悪疫退散・商売繁盛に結びついています。
祇園祭の意義は、素命をお迎えして、御霊を祓う祭りを行うことにありますが、現在の祇園祭は、素命を祀ることによって無恙健康・商売繁盛を祈ることを主眼とし、今なお多くの市民の心のよりどころとなっています。

露祓を先頭に大鉾、祇園傘、諸道具、十二戴女、稚児花籠、御所車などが

行列の花「傘鉾」。その長さは、大が約4間(約7m)小が約3間半(約6m)で、根回りは約9寸から8寸5分のカラ竹にウルシを塗り総金箔の蒔絵をほどこしてあります。傘は漆塗り、鉾は紅白の長旗を4流さげてあります。建て方は腕をさしあげるもの、肩・あごにのせるもの、頭にのせるものなど5通りがあり、日頃の練習の成果を披露します。

玉串は八坂神社の祇園祭(おぎおんさあ)にあたり、御神幸行列の途次、道行く人々に商売繁昌・無病息災の御利益と御加護を祈念し、お頒ちする“おぎおんさあ”独特のもので、